チェンマイが好き♡ 現役世代の女性移住者がチェンマイに恋した10の理由

mari

チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから

ノマドワークの滞在先として、またリタイア後の移住先として大人気のチェンマイ。ノマドやリタイア後の暮らしに必要な情報はネット上でもよく見かけるのですが、現役世代の女性移住者が発信するチェンマイ情報はあまりないんですね。

チェンマイはとにかく安く暮らせる!みたいな情報が多いのですが、現役世代の女性の移住者目線でチェンマイの暮らしやすさについて語っていきたいと思います。

チェンマイの好きなところを挙げていたら10個になりました。私がチェンマイに恋した理由をぜひ読んでください♡

目次

①この街のサイズ感!あなたの気持ちにシンデレラフィット

多くの移住者が生活エリアとするチェンマイ市の人口は23万人ほど。

私は長く東京新宿区に住んでいたので新宿と比べると、

人口面積
チェンマイ23万人152k㎡
新宿34万人18k㎡

新宿の8倍の面積に、新宿の7割の人口しか住んでいないのだ。平日でも新宿の駅周辺に出かけると、カフェで席を取るなんてほぼ不可能だけれど、チェンマイはどこのカフェにいってもすいている。経営大丈夫なんだろうか、というぐらいにすいている。

生活に必要な機能はさらにコンパクトに収まっていて、お堀に囲まれた旧市街を中心に車で15分ほどでだいたいの要件が済んでしまう。

外国人が良く使うところとしては、空港、イミグレーション、日本領事館。そのほか、ショッピングセンター、大きな病院、大学、駅なども15分エリア内。これは暮らしてみてわかるけどとても便利。新宿に住んでいるときよりも便利だ。

おしゃれなカフェに行こうが、美味しいレストランに行こうが、全て家から15分。空港まで15分なんて東京に住んでいた頃には考えられない。

そしてチェンマイに住むタイ人のほとんどが古くから家族とともにチェンマイに住んでいる人である。すると何が起こるかというと、「あの店のオーナーは私の友達のお姉さん」という感じで街中みんなが家族状態になる。

これ、日本だと確実にムラ社会が形成されるところ、タイのアジア的個人主義のおかげで、心地よい安心感につながるのですね。

街中みんな家族だから悪いことをする人がいない。まぁ、いると思うんですが(笑)、滅多に遭遇しません。みんなマイペンライ。おだやか。居心地が良い。

東京で満員電車に乗っているときの、全くの他人とのパーソナルスペースがゼロみたいな窮屈で不快な感じはこの街に暮らしているとないのです。みんなイライラしていないから、私もイライラしない。

私がチェンマイを好きな一番の理由は、街のコンパクトさがもたらす家族的雰囲気の心地よさが私の気持ちにフィットするところです。

②異常なほど日本人が好きなタイ人に囲まれる生活

28年前にタイに来た時から、タイ人は日本人のことが好きだなーと思ってはいたけれど、最近はさらにひどくなったと思う(笑)ネットの影響で日本の情報を手に入れやすくなったこともあると思うのだけれども。

特にアニメやカルチャーの影響は大きいようです。

たぶん、タイ人は生まれ変わったら日本人になりたいんじゃないかしら。

どうやら日本語のひらがなや漢字がタイ人にはかわいく見えるらしく、店名やディスプレイなど至るところに日本語を目にする(しかも変な日本語)。

日本料理も大好きでお店もだいぶ増えたし。旅行で行きたいところの一番は日本だと思う。

なので日本人ってわかると、わぁー--きゃぁー--という反応をされます。

男性も女性も日本人ってだけでモテますよ。

③街に恋する 歴史と豊かな自然が織りなす景色

旧市街のレンガのお堀とそれを取り囲む木々の景観が大好きで、その街並みは私が初めてチェンマイに来た28年前から変わりません。

それから山。都会に長く住んでいたので、周りを見渡すと山が見えるのがうれしい。晴れて空気が澄んでいるときに山肌がくっきり見えるときはテンションが上がりまくる。

景観保護のためか、チェンマイには高い建物がない。最近、高層のマンションがいくつかできてきたけど、それでもまだまだ空が広い。

チェンマイ市内には2000か所のお寺があるそう。新しいカフェのすぐ裏に古い仏塔がある。新しいものと古いものが共存しているところが好きです。

④週末が待ち遠しい! 麗しのカフェとマーケット

東京暮らしは長いが、伊勢丹やルミネに買い物に行くということにもうそれほどトキメキを感じなくなってから久しい。休日なんかはどこに行っても混んでいるのでなおさら。

その点、チェンマイの週末は楽しい。至るところでマーケットやイベントが開催されている。どこでもリラックスした雰囲気でコーヒーが飲める。お金もそれほどかからない。クラフト系の雑貨もかわいい。想像以上のセンスの良さに驚く。

ある程度の規模のあるマーケットだと、音楽の生演奏がある。タイ人は楽器を演奏することが好きで、男性ならだいたいみんなギターが弾ける。音楽がマーケットの空気感をさらに最高にものにしてくれる。

郊外にいくと、自然がいっぱいで、温泉や滝、わざわざ足を延ばしていきたいような素敵カフェもある。

そしてここでもこちらが日本人だとわかると、「わぁー--♡」とキラキラした瞳で話しかけてくる。日本人大人気。

⑤ここは天国 やわらかい日差しに風がそよぐ毎日

もし、タイに旅行に行ったことがあり、「暑い」という印象しかないのならば、それは過ごし方が悪い。

タイには3つのシーズンがある。

  • 乾季 11月~2月
  • 暑季 3月~5月
  • 雨季 6月~10月

一応3つに分けたけど、年間通してずっと暑いので、どの時期に来たとしても、日中、お寺や観光地などを歩いて回っていたらそりゃー暑いですよ。30度超えてるから。

移住し始めると過ごし方が変わる。まず涼しい家に住む。暑い国なので、家にクーラーがなくても涼しくいられる工夫がある。天井が高かったり、日光が直接部屋の中に入らないように窓にひさしがついていたり。

そして外出はしない。外出したとしても歩かない。バイクか車を使う。

日差しは強いが、日陰にはいると驚くほどに涼しい。心地の良い風も流れる。木陰のカフェだと最高。

さらに気持ちもゆったり過ごす。昼寝なんかもしたりする。

日中はあんなに暑いのに、夜は年間を通して25度を下回るから、ぐっすり眠れる。東京の夏よりも過ごしやすい。

あと雨季の期間が長いのだが、毎日降るわけではなく、降っても雨で空が綺麗になるので私は好き。時折、魅惑のチキルームみたいなスコールが降るのも楽しい。なによりこの時期はフルーツがおいしい!

12月に2週間ほど、朝方 寒っ、という時期がある。4月に2週間ほど、ソンクラーンという水かけ祭りの時期に 暑っ、となる。この時期は「わー--きたきた♡」という感じで楽しい。

というわけで、1年通して旅行者ではなく生活者として暮らしてみると、毎日が天国なのです…といいたいところなのですが、

3月末から4月末までの1カ月間の大気汚染は世界ワースト1位レベルなのです(泣)この1カ月だけなんとかやり過ごせば、本当に天国!

⑥体にいいものしか入っていないチェンマイ料理

タイ人夫と結婚した当初、チェンマイにある夫の実家でしばらく住んでいたことがあり、そこで出された料理がチェンマイ料理だと知ったのは随分たってから。

日本で食べることのできるタイ料理は、タイの中央部で食べられる料理で、日本人の口に合うようにアレンジされているものがほとんど。

チェンマイ料理は、ナムプリックオンなどの有名な料理は出す店もあるが、チェンマイの家庭料理は日本では食べられないなー。チェンマイ市内にも観光客向けにチェンマイ料理を出すレストランがあるけど、基本的には家庭料理です。

チェンマイ料理はタイの北部の地方食で、もち米が主食。唐辛子をベースとしたペースト、ゲーンとよばれるハーブや発酵調味料が入ったスープが特徴。一般のタイ料理よりも苦みがある滋味あふれる味。

絶対に身体にいい。身体にいいものしか入ってない。

私が好きなのが、ナムプリックプラートゥー。魚のはいったナムプリックです。もち米と一緒に食べるととまりません。これは大好きなので自分でも作れるようになった。チェンマイ料理のレシピは今後も増やしていきたい。

機会があれば、ぜひ地元の方にチェンマイの家庭料理をごちそうしてもらってください。ローカルの市場だとお惣菜が買えるのでこちらもぜひ。

⑦あなたはあなたのままでいいの だから外見が気にならない

タイの暑さをなめていた。

日本から何着か洋服を持参したのだが、暑くて着れない。夏服なのに。ジーンズなんて絶対に履けません。

半袖であっても、生地がしっかりしていると暑くて着れません。着古してペラペラになった生地ぐらいがちょうどよい。

それと、こちらのアジア的個人主義というか、日本が見た目を気にしすぎるというか、外見で何かを言ってくる人がいないんですよね。ほぼ半裸の西洋人の観光客も街中に大勢歩いているし。足元はビーサンだし。

外見を気にしないですむことで、衣類には全くお金がかからなくなりました。私の普段の恰好はタンクトップ+ショートパンツ。たまのお出かけ用に涼し気なワンピース。

薄着なので、体形を気にするようになったことは良いこと。なのでヨガは毎日。毎週末にはタイマッサージを2時間。

ネイルだけはするようにしています。

外見を気にしなくなると心が開放的になるし、なんで日本にいた頃に洋服にあんなにお金をつぎ込んでいたんだろう、と思ってしまう。自分が着たいものを着ればいいんですよ。

⑧ここにはかわいいしか存在しない 思う存分雑貨まみれ

28年前にチェンマイに来たときは、趣味の良い雑貨はたいてい外国人オーナーがデザイン、って場合が多かったのだが、最近はタイ人デザインでセンスの良い雑貨が増えてきています。

日曜日のマーケットとかでもタイ人デザイナーの素朴なものからハイセンスなものまで、胸キュンな雑貨が並びます。

ローカルなマーケットで売っているタイの昔からある生活雑貨もかわいい。

ちょっと郊外に行くと、素敵な家具屋さんや食器屋さんもあります。

私はヒルトライブ(山岳少数民族)の雑貨が好きで集めています。

雑貨ではないんだけど、タイは植木の種類がとても多くてなおかつ安いので、グリーンライフが楽しめます。私も自分の部屋をジャングル化しようと計画中。

⑨あなたのお城はここにある 夢の暮らしが現実に

タイは年々物価が高くなっていて、昔ほど安さを感じることも少なくなってきたのだけれど、食費住居費はまだまだ安い。

特に住居費は、日本の都会暮らしの人にしてみれば、日本と同じ家賃でものすごく豪華な物件に住むことができます。土地が余っているから広い!

市内ならプールとジムの付いた豪華なコンドミニアム、郊外にいけば庭付きの素敵な一軒家に住むことができるので、チェンマイに移住するならぜひ贅沢に住まいを楽しんでほしい。

私もチェンマイに移住して、日本に住んでいた頃の半額の家賃で、140平米の4LDKに暮らしています。

⑩時差2時間だからほぼ日本

日本からチェンマイには直行便がなく、バンコクなどどこかを経由しなくてはならないので、結局移動には乗り換えも入れると丸1日かかってしまうのだけれども、時差は2時間だけ。

私のように日本の仕事をチェンマイからリモートでしている身にとってはこの時差2時間はとてもありがたく、ほぼ日本時間で稼働することができます。

欧米だと半日以上の時差があったりするので、海外からリモートで日本の仕事をするならばやはりアジア移住がおすすめですね。

まとめ 大人女子の移住先はチェンマイ一択

以上、私がチェンマイに恋した理由♡を10個挙げてみました。

  1. 街のサイズがコンパクトで人がおだやか
  2. タイ人には親日家が多い
  3. 歴史建造物と自然が多く街の景観が良い
  4. かわいいカフェとマーケットで休日が楽しい
  5. 1年を通して天候が良い
  6. ヘルシーなチェンマイ料理
  7. 外見を気にしなくなるので衣類にお金がかからない
  8. 可愛い雑貨が買える
  9. 住居費が安い
  10. 日本と時差2時間なので日本と仕事がしやすい

もちろんチェンマイは治安もいいので、リモートで日本の仕事をすることで日本基準の給与があるのならば、女性一人でも安全でトキメキが溢れる素敵な生活を送れると思います。

大人女子の移住ならチェンマイ一択!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • チェンマイ移住が夢です。

    現在30代ミニマリスト、
    子供は未就学で元夫はタイ人
    (バンコク方面出身)です。

    30代前半でチェンマイに恋して、
    何回も通いました♡

    mariさんみたいな足るを知る、
    ヨガ的ライフスタイル、
    もうまさに夢です…

    今はダブルリミテッドが心配で
    子供は日本で就学予定ですが、
    いつかチェンマイの学校に通えたらいいな。

    mariさん、目指して頑張ります(^^)

    • sallyさん、コメントありがとうございます!そのように言っていただけるなんてとてもうれしいです♡
      語学のことを考えるとお子さんの移住のタイミングって難しいですよね。うちの子は小学校高学年でインターに入学し、比較的スムーズに言語を習得しました。でも、マルチリンガルですが、英語と日本語に比べるとタイ語は日常会話レベルで少し弱いですね。
      チェンマイは何度もいらっしゃってるんですね! 相変わらずのんびりゆっくり素敵な街ですよ♪ 早く移住が叶いますように。

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