チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから
私がチェンマイにはじめて来た時から、早いものでもう30年近くたちます。
その頃と比べてだいぶ街の様子も変わったのですが、変わらないものもいくつかあり、その一つがリンピンスーパーマーケット。
私が良く行くピン川沿いの店舗は30年近く経った今も同じ場所で営業中。今では店舗数も増えて、日本人をはじめとした外国人の長期滞在者にはなくてはならない存在になっています。
手頃な値段で質の良いものが揃うので観光でチェンマイを訪れた際のお土産探しにもおすすめです。
リンピンの魅力といえば、日本食をはじめとした輸入食材やオーガニックの野菜が手に入ることと、リンピンのオリジナル商品が豊富に揃っているところ。
特にオーガニックに関しては意識が相当高く、こんなスーパーが30年前からチェンマイにあったということが驚き。
私もチェンマイに本格移住し始めた今は週に1回ペースで通っています。大好きリンピンスーパーのご案内と私のおすすめの商品をご紹介します。
リンピンはチェンマイ市内に8店舗
リンピンはチェンマイ市内に8店舗あるそうで、行きやすいところでいえば、ニマンヘミンにあるMAYAというショッピングセンターの地下にある店舗があります。
私がよくいくナワラット橋の近くの店舗はどうやら一号店のようで1988年開店とのこと。
Rimping リンピンとはタイ語で「ピン川沿い」という意味で、リンピン第一号店のナワラット店はピン川のすぐ近くにあります。
MAYAの店舗は比較的お土産ものとか観光客向けの品ぞろえで、ナワラット店は長期滞在者向けの生活に密着した品ぞろえですね。
リンピンの店内をご紹介
それでは私がよく行くナワラット店をご紹介。入口に入ってから左周りにご紹介していきますね。
まずは野菜・果物コーナー。入口に入るとすぐに季節のフルーツがお出迎えしてくれます。日本のブドウやメロンなど輸入のフルーツも並びます。
入ってすぐにリンピンのガチさがわかるコーナーが。野菜が次の5つコーナーに分かれて並んでいます。
- オーガニック
- 無農薬
- 低農薬
- 水耕栽培
- 一般栽培
一番ランクの上のオーガニックになると、包装もプラスティック使わずにバナナの葉。
お客さんには外国人が多いので、ちょっと他の店では手に入らない海外の野菜やハーブなども手に入ります。私はローカルのマーケットでニラが見つからなくてここで買ったことがあります。
そのまま進むと精肉・鮮魚のコーナー。
チェンマイは海なし県なので、魚の種類は少ないですね。輸入のサーモンが人気のようです。魚の種類も少なく、写真に写っているのが実際の販売スペース。前よりも鮮魚のスペースが小さくなってしまい、今はこれしかありません。
お肉は日本のスーパーのようにパックに入って売られています。これとは別に輸入の牛肉をカットして販売してくれるコーナーもあり。熟成肉とかハムとかも並んでいます。
日本の食材も少し並びます。基本的に輸入品になるので割高。豆腐はタイで作られているものが35バーツぐらいで買えます。
パスタやトマト缶などのイタリア食材もありますが、こちらも輸入品になるので日本で買うよりお高め。
コーヒー売り場。こちらは輸入品だけでなくチェンマイ産のコーヒー豆も並びます。産地だけあって安くておいしく種類も多い!お土産にもおすすめ。
我が家のコーヒーは30年前からこの赤箱。少数民族が栽培したコーヒー豆で250グラムで99バーツ。
はちみつ売り場。チェンマイ産のはちみつが並びます。いろんな種類があり、こちらもお土産にもおすすめ。我が家では毎朝のスムージーに必ずいれるほか、お菓子作りや料理にも使います。
タイはお酒の関税200%なので輸入もののワインが高い!なのにリンピンには欧米人のお客さんが多いので広めのワインコーナーがあります。
写真にはないのですが、クリーム、チーズ、ミルク、バターといった乳製品やハムやソーセージといった加工肉はさすがの品ぞろえ。
その他、シャンプーや洗剤、調理器具などの生活雑貨も置いてあります。
私には毎朝コーヒーと一緒にチョコレートを食べるという習慣があるため、切らさずに買うのが明治のチョコレート。リンツのチョコレートも隣に並んでいて価格も変わらないのだけれど、個包装になっているのと慣れ親しんだ味ということでこれを毎回買っています。109バーツ、日本円だと411円もする!いま日本円に換算してびっくりした(泣)
日本の調味料も基本的なものは揃いますが、やはり2~3倍ほどのお値段になります。
あと店内にはベーカリーもあり、パンやケーキなどもあるんですが、一通り食べたけど、私はリンピンのパンはあまり好みではなかったです。パンを買うならナナベーカリーかバーンベーカリー、A&Cベーカリー。もしくは家でマフィンやパンケーキを自分で焼くか。
店内に薬局やレストランやカフェも何店舗か併設されています。ただコロナで一部はクローズ中。
駐車場もあり、リンピンスーパーの周りにはかわいいカフェや食堂もあるので、買い物だけでなくても楽しめます。
お土産用に リンピンで買うならこれがおすすめ
リンピンなら手軽な値段で質の良いチェンマイらしいアイテムが揃うので、気軽なお土産用にはリンピンでまとめ買いするのが便利です。
ちなみにRimping Selectとタグがついている商品はリンピンのおすすめ商品なので、このタグが付いている商品を探してみるのもよいかも。
私のおすすめをいくつかご紹介します。
チェンマイ産のコーヒー
最近のチェンマイ名物といえばコーヒー。市内にもたくさんのカフェがありますが、リンピンならいろんなお店のコーヒー豆が並んでいます。有名なRISTR8TOのコーヒー豆もあるし、パッケージのかわいいコーヒーも。最近までチェンマイにはなかったドリップパックのものもあります。
チェンマイ産のチョコレート
チェンマイでコーヒー豆がつくれるなら、ということで最近はカカオ豆も生産しているらしく、市内にいくつかチョコレートショップもでき始めました。
リンピンにはこれらのショップのチョコレートバーが購入できます。マンゴー味やタイティー味といったタイ風のフレイバーがお土産にピッタリ。価格も1枚500円ほどと自分が買うには高すぎるが人からもらうにはうれしい、という絶妙な価格帯!
種類豊富 はちみつ
はちみつもぜひ。ロンガンやリンチーといったタイならではの果物の花のはちみつがあります。
チェンマイのはちみつは色も味も濃くておいしいのです。私はパンケーキにはメープルシロップ派だったのだけれど、チェンマイに来てからは断然はちみつ派!
高級調味料やビーガン用の調味料
化学調味料不使用だったり、ビーガン用の調味料が買えます。あとナンプラーやオイスターソースも種類が多く、日本では見ない高級なものもあるので、料理好きな人には喜ばれるかも。日本人に人気のグリーンカレーのペーストもいろいろな種類があります。
オーガニックのケア商品
アバイブーベというタイのオーガニックブランドの商品が買えます。タイの家族に聞くと「年寄が使う商品」みたいなんだけど(笑)、古くからあるメーカーのようです。シャンプーやスキンケアグッズなどリンピンだと品ぞろえ豊富です。私もここのバタフライピーのシャンプー&コンディショナーを愛用中。ほかにもタイハーブを使ったスキンケアグッズや石鹸なども並んでいます。
ドイカムブランドの商品
ドイカムというのは、王室が貧しい農村部を支援するために行っているロイヤルプロジェクトで作られる商品のブランド名です。オーガニック農法で作られていておいしくて安全ということで人気があります。
実店舗もあり、タイ国内ならコンビニなどいろんなところで売られているのですが、リンピンにもドイカムの取り扱いがあります。はちみつやジャムがおいしいと有名です。
我が家もこちらのパッションフルーツ&マンゴージャムを愛用。1瓶80バーツ。
その他にもリンチー&バタフライピーなどタイらしい取り合わせのジャムがあるのでお土産にぴったり。
リンピンオリジナルのエコバック
日本のエコバックって薄いナイロンとかのペラペラな素材が多いじゃないですか?リンピンのエコバックは私が知る限り、もっとも最高なエコバック。帆布でできてますが、普通にバック屋さんに売ってるようなクオリティでたしか100バーツほど。広めのマチもあります。
残念ながら私と同じものは今は売っていないのですが、ほかにも色や素材違いでいろいろな種類があります。リンピンってチェンマイでは高級スーパーなのでディーン&デルーカのバックを持つみたいなイメージです(笑)
ちなみに意識高い系スーパーのリンピンではもちろん商品を買った後に袋なんて出してくれません。なので買い物の時は必ずエコバックを持参するか、レジの横に積まれている使用済みの段ボールをバック代わりに使うかです。
お土産におすすめの商品はいいのがあったら随時追記していきますね。
旅行者にも長期滞在者にもおすすめのリンピン。ぜひ行ってみてください♡
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