チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから
ガイヤーンとはタイの東北部イサーン地方でよく食べられる料理で、ナンプラーやニンニクで味付けした鶏肉を炭火で焼いたもの。
甘辛い味が食べやすくて日本人にも人気です。
ガイヤーンの有名なお店はいくつかあるのですが、その中でもSPチキンはミシュランビブグルマンにも選ばれる人気店。
先日、SPチキンに行ってきたのでその様子をレポートします!
SPチキンの場所
SPチキンは旧市街の中、ワットプラシンの近くにあります。
旧市街を観光するなら、ぜひ訪れてほしいお店です。
お店自体はとても小さいので、看板をよく見ていないと通り過ぎてしまう感じ。
お店の前でチキンが炭火で焼かれているのが目印です。
ミシュランのビブグルマンとは
SPチキンはミシュランのビブグルマンに選ばれています。
ミシュランといえば高級レストランが選ばれ星がつけられますが、ビブグルマンとは星付きの評価指標からは外れるが安くておいしいお店に与えられる称号です。ビブグルマンにはフランス語で欲張り・食いしん坊という意味があるそう。
現在、チェンマイでビブグルマンに選ばれたお店は59件あります。結構ある! これは周りがいがあるというもの。
SPチキンは2020年と2021年に選ばれているそうで、店内にも認定証のようなものが飾られていました。
SPチキンで名物ガイヤーンを食べる
こんな有名店のSPチキンですが、私はこれまでSPチキンには縁がなく、ビブグルマンに選ばれたと聞いて一度来店した際には、まさかの休業日。
その後、デリバリーで何度か注文し食べてみましたが、ミシュランといわれるほどの感動は正直ありませんでした。
しかもタイの家族にSPチキンって知ってる?と聞くと、そんな店聞いたことがないという回答が(笑)
ガイヤーンは本当に庶民的な料理で、市内にもたくさんお店があるので、それぞれにお気に入りのお店があるのでしょう。
SPチキンは観光地である旧市街の中にあるから、地元の人は逆に知らないのかも。
というわけであまり期待しないで来店したのですが、びっくりするくらいにおいしかった(笑)
やっぱりデリバリーは時間がどうしても経ってしまうので、おいしさを損ないますね。
来店した日は、コロナから観光客があまり戻っていない時期だったので、お昼前に行ってもすいていました。
紙に注文を書いて店員さんに渡してオーダーします。英語もあるので大丈夫。
さて名物のガイヤーン。ホール(一羽)とハーフの2種類ありますが、小さい鶏なので、二人ならホールを頼んでしまって大丈夫。なんなら一人でもホールで大丈夫です(笑)
イサーン料理では、ガイヤーン+もち米+ソムタム(青パパイヤの辛いサラダ)の3つを一緒に食べるのが定番ですが、この日はソムタムではなく筍のヤムにしました。
ソムタムやヤムと呼ばれるスパイシーサラダ系はとてつもなく辛いのですが、店員さんも観光客に慣れたもの。
not spicy?とあちらから聞いてくれます。おかげでおいしい筍のヤムを食べることができました。
出来立てはおいしい! お肉はパサついたところがなく柔らかい。ガイヤーンは本当にペロリです。サイドディッシュはもう少し頼んでもよかったかも。
というわけで、SPチキンは日本から友人が来たらもちろん案内しますが、普通に通いたいガイヤーンの名店でした。
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