チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから
チェンマイからさらに北へバスで3時間、欧米人に大人気のリゾート地パーイがあります。
なんと今はバックパッカーの聖地と呼ばれているそうじゃないですか。元バックパッカーなら行かないわけにはいかない!
というわけで私のパーイ2泊3日の旅をご紹介します。
パーイの場所と行き方
パーイはチェンマイからバスで3時間ほど。
アーケードと呼ばれるバスターミナルが出発地点です。アーケードはチェンマイの中心部から車で10分程度。チェンマイはバスターミナルがいくつかあるのでご注意を。
このアーケード、タイのBLドラマ「千星物語」でティアンが何度も利用していたところでドラマファンには聖地です(笑)
パーイまでは急なカーブが700か所以上あるので、大型のバスではいけません。ミニバスのみ。いくつか運航会社があるのですが、私はpremprachaという会社のバスに乗りました。
運賃はどの会社も片道150バーツ、1時間おきに便があります。
行ったのは8月の初めで雨期だしコロナ後でまだ観光客少ないから大丈夫かなーと、当日出発10分前にバスターミナルについてチケットを買おうとしたら最後の2枚(笑) ターミナルには余裕をもって着いておきましょうね♪
チケット買うときはパスポートの提示を求められます。
チケットはネットでも事前に買えるので心配な方は早めに購入を。ただし手数料が数10バーツかかってしまうそうです。
予約サイト→https://premprachatransports.com/welcome/
バスは13人乗り。荷物は車体の上に積まれるので、貴重品や壊れ物は手元に持っておきましょう。
お客さんのほとんどが欧米人なので車内狭くなります。古いミニバスなので座席の状態も乗り心地もあまり良いとは言えません。
ところが! パーイまではカーブがすごいので、乗り物酔いの薬がマストなのですが、この薬がとてもよく効く(笑)
チェンマイを出発すると、ほどなく心地よい眠気が。ぐっすり眠ってしまい体感5分でパーイに到着。車内の狭さやカーブのひどさも全く気になりませんでした。(効果には個人差があります!)
乗り物酔いの薬はコンビニで5バーツで売っています。ちなみに3時間のうち、途中で1回トイレ休憩があります。
パーイの宿泊先
さて、パーイに到着。
パーイの街自体はとても小さいので、市内のホテルならどこも徒歩で行けると思います。
今回は大人女子の二人旅。プールがあるホテルの中からThe Quarterを選びました。
オフシーズンということで、一泊7000円、一人3500円ほどで宿泊できました💛
ホテルはバスターミナルから歩いて6分ぐらいなのですが、荷物があると時間がかかるので、送迎をお願いしてもよいかも。
お庭が綺麗でリゾートホテルの気分が盛り上がる♪
プールも素敵。家族での宿泊客が多く、結構プール利用している人がいました。
朝食はビュッフェ。2泊して二日とも同じ内容。お味は普通です。
雨季ということで、部屋の中が湿っぽかったです。これは雨季だからしょうがないかも(泣)
パーイには高級ホテルはもちろん、リーズナブルなゲストハウスも多くあるので、ご予算や好みに合わせてホテルを選べると思います。
パーイの1日目
2泊3日のパーイ滞在。
まず初日は夕方にパーイに到着。ホテルでゆっくりしてから、まずは街をお散歩。チェンマイよりもさらに小さな街です。カフェで眠気を覚まします。
適当に入ったカフェがビーガンカフェ。オートミールのクッキーがありました。
タイはどこのカフェに入ってもコーヒーにはずれがないので救われます。
さて、想像以上にパーイの街は小さく、20分ほどで街を1周してしまいました。
さびれた商店街が並ぶ田舎町。ここが本当に欧米人に人気の聖地なのか?と思っていたら、ありました!ナイトマーケットが!
北のカオサンと呼ばれるパーイのナイトマーケット。懐かしいこの雰囲気!
マーケットをずっと歩いていくと、終点付近に素敵なカフェがあります。
Siam Bar&Bistro というお店。 あとからわかったんだけれど、ここ人気店みたい。とにかく雰囲気が良くてお客さんがいっぱい。生演奏もあります。
私的にはチェンマイからさらに山を登って3時間の田舎町、という気持ちが強いので(ごめんなさい)、こんなところでピザが食べられる!と大興奮(笑) モヒートもあった!
パーイは雰囲気の良いお店や屋台がナイトマーケット沿いにたくさんあるので、はしご酒が楽しい!そして怪しいお店もある(笑)
久しぶりにたっぷりビールを飲みました。
ナイトマーケットに旅行代理店がいくつかあります。翌日の半日ツアーを申し込んでこの日は終了。
パーイの2日目
たっぷりお酒を飲んだので、この日はゆっくりスタート。朝食後はプールでまったり。
この時期、チェンマイは雨季なのですが、この日は朝から晴天でラッキー!たっぷり日焼けしてしまいましたが(泣)
さて、申し込んだ半日ツアーは9か所ほどを回って一人300バーツ。13時スタートで、サンセットを見て18時くらいにホテルまで送ってくれて終了です。
ピックアップトラックの荷台を座席に改造したタイでよく見る車で出発。全部で14人くらいの参加で、私たち二人以外は全員欧米人。パーイではアジア系をあまり見かけません。
さて最初のスポットはホワイトブッダ。その名の通り、真っ白な仏像なのですが、これを見るためにはかなりの階段を上らなくてはならず、ツアーの最初から筋肉痛です(泣)
奇跡的に天気が良く、青い空と白いブッダが美しい!
その後、いくつかのビューポイントや有名なカフェに2件寄りました。
どのビューポイントも綺麗ですが同じ風景が続きます。何もないところがパーイのよいところ!
ただ、移動しておしゃべりして、田舎の景色をみながらゆっくりと時間を過ごす。
高い建物がないので、パーイの空は青く高く、田園風景も美しく、子供の頃の夏休みを思い出します。
ツアー中は各所を回っても車から降ろさせるだけで集合時間も知らされないので、参加者同士で目くばせして、そろそろかなーと車に戻るスタイル。 ゆるい。
旅行中っていっぱい予定いれちゃうじゃないですか。それだと記録には残るけど気持ちには残らないというか。
その土地の雰囲気を楽しむなら、これぐらいゆっくりゆったりしているほうがいいんですよね。
ゆっくりゆったりしていると、そのうちふわーーっと感情が喜んできます。それが旅。(元バックパッカー)
さて、途中スコールに合ってしまい、だいぶ遅くなって街に到着しましたが、シャワーを浴びて夜の街に繰り出しますよ!
この日はイタリアンにしました。
こんな山奥で(失礼)ワインリストが出てきます。
前日のSiam Bar&Bistroの隣にあるWitching Wellというイタリアンレストラン。
ここも内装がとても素敵。イタリア人オーナーのお店で、料理もワインもおいしかった!ビーフカルパッチョとカプレーゼ、チキンのクリームソースをオーダーしました。友達はポモドーロ。
食事のあとは、もちろん飲みに行きますよ♪
夜の写真があまりなくて残念なんですが、どのお店も盛り上がっています。
お酒飲むお店は、基本的にドリンクしか出さなくて、道にたくさん出ている屋台からフードの持ち込みがOKになっています。
どのお店も生演奏があって、盛り上がってくるとお客さんも一緒に大合唱。店員さんもみんなフレンドリーでとにかく楽しい!パーイの人、みんないい人!
あ、帰りのバスのチケットを買うならお早目に!バスターミナルで買えます。
パーイの3日目
3日目ともなると連日のアルコール摂取でだいぶ胃がやられてきます。
この日も朝はゆっくり、朝食後にプールでまったりしてから、バスターミナルの前の食堂でランチを食べてから午後のバスでチェンマイに。
帰りも酔い止め薬を飲んだので、体感5分でチェンマイに着きました(この薬がとても良い!)(効果には個人差があります!)
チェンマイも充分田舎街かと思っていたけれど、パーイから帰ってくるともう都会ですよね、大都会。
チェンマイの建物と人の多さに、「あー、早くパーイに帰りたい」と思ってしまう。帰ってきてからすでに数日経っているのに、今もパーイが恋しい。
パーイがバックパッカーの聖地と呼ばれる所以が良くわかりました。
パーイに住む人の好さと、そこに集まる人が作り出す空気感が元バックパッカーとしてはたまらない。
というわけで、元バックパッカーが大人になってから久しぶりにバックパッカーの聖地を旅したお話でした。またパーイに行きたい!
コメント