金曜日の夜はカオニォマンムアン

mari

チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから

今週もお疲れ様でした!

花金ですよ。昭和生まれなので金曜の夜はなんだか浮き足立ちますね。

さて、チェンマイは夜しか空いていないマーケットや屋台なんかも多く、街中も一年中イルミネーションが綺麗なので、夜散歩も楽しいのです。

夜外出する人が多いのは、日中暑いせいもありますね。涼しくなってから動き出すという。

というわけで、どこかに行きたくなる金曜の夜。

今日は、カオニォマンムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง)の人気店に行ってきました。

カオニォとはもち米、マンムアンとはマンゴーのこと。

ココナッツミルクと塩で炊いた甘じょっぱいもち米と生のマンゴーを一緒に食べるという、タイ料理の中では比較的メジャーなデザートかと思います。

タイでもホテルやカフェなんかだと割と良いお値段がしますが、さすがチェンマイのローカル店、40バーツ(約160円)で購入することができます。

場所はピン川近くのワローロット市場内。

こちら昼間は衣類や雑貨、乾物なんかが中心の市場なのですが、夜になると雰囲気がまた変わるのですよね。

最近は夜になるとネイルの屋台がずら―――っと並び、ネイルする女子とそれを待つ彼氏の光景が広がります。

そんな夜のワローロット市場なのですが、夜8時半を過ぎると突如現れる屋台、これがカオニォマンムアン パーロット(ข้าวเหนียวมะม่วงป้าหลอด)というお店で、直訳するとロットおばさんのカオニォマンムアンになります。

〇〇おばさんの~とつくとなんだかおいしそうに感じる(笑)

私が到着した8時ぐらいにはまだ屋台は現れておらず、濃いショッキングピンクの紙の整理券の束がおいてあり、それを勝手に切り取って屋台が来るまで待つスタイル。この時点ですでに整理券は5番目でした。

そして8時半ごろ、いよいよ屋台がやってきましたよ。

後ろでおじさんがマンゴーを器用に剥いていき、もち米が詰まったパックに乗せていきます。

このマンゴーが大きくてふっくら丸々としてとても立派なのです。どこか特殊なルートから取り寄せているのかしら。

私がいつも行く市場ではこんなに立派なマンゴーは見たことないのです。マンゴーだけ購入する人もいるくらい。

この立派でみずみずしいマンゴーが一人前に3/4個ほどたっぷり入っています。この時点で幸せになること確定。

肝心のお味ですが、甘じょっぱいもち米とフレッシュなマンゴーの甘味が癖になるおいしさです。上からココナッツミルクベースのソースをかけますが、ちょっと塩気が強いところがタイ人に人気の秘密のようです。

さて、こちら良くも悪くも接客が丁寧なので(笑)、そこそこ待たされますが、店員さんはとても良い人(チェンマイの人はみんな良い人)

周りに食べる場所はないのでテイクアウトで。

営業時間は夜の8時から翌朝2時までとGooglemapにはあります。たぶん売り切れ次第クローズなのでしょう。

タイには夜飲んだ後に甘いものを食べる習慣があるので(日本のラーメンのような)、夜中に甘いものの屋台が開いていることが多いんですね。

さて、気を付けていただきたいのがその量!

もち米の量がおおくて、もはやスイーツではなく一食分とお考えください。チャーハン食べるのと同じです。

デザート感覚ではないです。女性なら一つを二人で分けてもよいくらい。しっかり食べた夕食の後なら3人で分けてもよいくらい。

タイでは一年中食べられるマンゴ―ですが、やはり5月~8月ぐらいのシーズンはめちゃくちゃおいしくて、しかも安いので、このシーズンにチェンマイに来られたなら、ぜひこちらのカオニォマンムアンをお試しください!

カオニォマンムアン パーロット(ข้าวเหนียวมะม่วงป้าหลอด)

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