チェンマイに通い始めて28年、50歳を機に移住し、ゆっくり暮らし始めたmariです。このブログでは海外移住のノウハウと、一か月10万円の私の暮らしについてお伝えしています。私がチェンマイに暮らすことになった経緯はこちらから
やってきました年に一度のビザ更新日! 長期滞在者にとってはこの日は一大イベントです。
私は前年に配偶者ビザを取得し、今年初めての更新となります。
もしビザが更新できなければ死活問題。しかも我が家は日本人妻+タイ人夫、夫は日本在住というレアケース。
さて2023年度は無事に更新できたのでしょうか?!
前年の取得の様子はこちらの記事をご覧ください。
イミグレーション 1回目 書類不備で窓口までたどり着かず
結論から言うと、ビザの更新のためにチェンマイのイミグレーションには3回行きました!
イミグレーションには朝イチで行く必要はない
他の方のブログで配偶者ビザ更新の様子の記事を見ると、朝5時起きでイミグレに並んだ、みたい内容をよく見かけますが、開庁前から多くの人が並んでいるので、業務開始時間近辺が一番混雑していると思います。
車で行く場合は駐車場もいっぱいで停めるスペースなし。
ただし12~13時までお昼休みで業務が停止してしまうことを考えると、朝なら9時過ぎ、午後ならお昼休み明けが比較的ねらい目かも。
ちなみにイミグレのサイトからオンライン予約ができるのですが、私が見た時は1カ月先でないと予約できませんでした。
オンラインで予約できなくても、直接出向けば対応してくれるので大丈夫ですよ。
まずは受付で番号札をもらう
イミグレには一年に1回しか行かないので、2023年4月当時の様子です。仕組みはコロコロ変わりますのでご参考程度に。
まずは敷地に入ると受付を通りますが、ここを素通りせずに、「Visa Extension」と伝えてください。そうすると紙の番号札がもらえます。
最初の関門 外のテントで書類チェック
受付をでて、左側に進むと、テントの下に椅子が並んでいます。
ここに座って待っていると、先ほどの番号を呼ばれて1回目の書類チェック。
足りない書類があればここで離脱です。もし書類が足りていれば、スタンプを押されて、建物の中に進むように言われます。
ただし、ここでは簡易的なチェックなので、ここが通ったからといってビザの更新が決まったわけではないので喜ぶのはまだ早い!
書類が足りないときに備え、私はあらゆる書類のコピーや原本を持参しました。建物の裏にコピーできるところもあるので、いざとなったらそこで書類を揃えます。
第2の関門 建物内の受付
次は建物に入り、入って正面の窓口に並びます。
ここで書類のチェックを再び受け、書類の準備が完了していれば、ビザの種類ごとの窓口用の番号札を渡されます。
さて、イミグレ1回目はこの窓口でアウト! 配偶者ビザの申請だとわかると、タイ人夫はどこだ?と言われる。
日本で働いているから今日は来れないと伝えると、本来なら一緒に来ないとだめだし、もし来れないなら日本で働いている証明として雇用主からの在職証明書を用意しろ。と。
初めて聞いたよ、そんなこと! なお、フォーマットに指定はないとのことでした。
というわけで出直しです。
イミグレーション2回目 またもや書類不備
在職証明書を用意し、再びやってきました。在職証明書は日本語なので念のため英訳も用意。
ちなみに原本である必要はないので、日本からPDFファイルを送ってもらいこちらで印刷したもので大丈夫です。
この日は午後一番にイミグレに到着。1回目と同じように、第1、第2の関門は突破、やっと申請窓口にたどり着きました! ちなみにここまでの所要時間は1時間ほど。配偶者ビザの窓口はそれほど混んでいませんでした。
今回は大丈夫だろう~と書類提出すると、またもや書類不備!
在職証明書ではなく、雇用契約書を用意しろということです。
どう違うかというと、在職証明書は雇用主が証明するものなので、サインが雇用主のみ。雇用契約書には雇用主と雇用者の両方のサインがあるとのこと。
担当者毎に言うことが違うというタイ人あるあるをすっかり忘れていました(笑)
あと、タイ人夫のレター(なんで私は今日本にいるかを説明したもの)も必要とのことでした。
この時点で、私のビザの期限が1週間後に迫っていたので、ご丁寧に曜日と時間をしていただき、次回は直接窓口に来なさいとのこと。
イミグレーション3回目 やっと書類が受理されました!
指定された日時にイミグレ到着。
指定された書類をすべて用意し、無事に受理されました! この時、手数料の1900バーツを支払います。
ついでに90日レポートの申請もしてくれます。優しい(泣) 来年も同じ書類準備すれば更新できるから大丈夫よ、と言ってくれる。優しい(泣)
でも私は来年の担当者が違う人だったら、違う書類を用意しろと言われることを知っている(笑)
まぁ、これでタイ人夫がタイにいなくても配偶者ビザが延長できることがわかったので一安心です!
この後、1か月間は審査になり、1か月後の指定された日にもう一度イミグレに行き、パスポートにスタンプをもらえばこれで正式にビザの更新完了です♪
私が提出するように言われた書類はこちら。
①パスポートのコピー(1ページ目といままでのビザの部分、使用済み含む)
②結婚証明書(コーロー3)
③タイの結婚登録書(コーロー2)
④子供の出生証明書
⑤夫のID
⑥タビアンバーン(夫と子供)
⑦タイ人夫と私の写真 4枚
⑧一緒に暮らしている子供との写真 2枚
⑨タイ人夫のレター
⑩雇用契約書(英訳はいらなかった)
⑪TM30のレシート、TM6 90日レポート
⑫いま住んでいる家の地図(用紙はイミグレにあります)
今回初めて提出するように言われたのが、⑧⑨⑩です。
イミグレには息子(成人済み)と一緒に行ったのですが、夫の代わりに息子が私の保証人になるらしく、書類には息子のサインも求められました。それもあってか一緒に住んでいる子供と自宅前で撮った写真を提出するようにとのこと。
⑨に関しては、タイに暮らす家族のために日本で働いてお金を送金しています〜みたいな内容でOKでした。毎年同じ内容で大丈夫だが、日付を変えて提出するようにとのこと。
次の3つの申請書はイミグレーションオフィスに用意があるのでそれに記入
- The Acknowledgement of penalties for Visa overstay
- Acknowledgement of term and condition for permit of temporary stay in Kingdom of Thailand
- TM.7(配偶者ビザの申請書 この用紙に顔写真を貼ります)
1と2に関しては、オーバーステイや悪いことはしませんよーという宣誓書で、サインや住所を書くだけです。
書類の準備に関しては去年の申請の様子も参考にしてください。
さて、書類はバンコクに送られ最終的な審査があるそうで、もしかしたらバンコクから電話が来るかもしれない、と言われていたのですが、2週間ほどたった時に本当に電話がきて、「今住んでいる家の家賃いくらですか」と聞かれました。質問はこれだけ。
さて、1カ月後の指定された日にイミグレーションに再訪。直接3番窓口にパスポートを提出すると、10分ほどの待ち時間でスタンプを押してもらえました。これで手続き終了!
イミグレの人はいつも優しい
去年も同じこと言っていますが、イミグレの人はみんないい人。優しい。イライラしていない。しかもビザの更新がうまく進むように応援してくれます。
たまにイミグレの人の態度が悪いという口コミをみますが、書類の準備とかこちら側の態度によっても違うのかなと思います。基本優しいチェンマイ人という感じで、今回も日本のうなぎはおいしいよね~という世間話で盛り上がりました(笑)
ただ、担当者によって言うこと違うのは困るんですけどね(笑)まぁ、タイはこういう国だということで!
どうか来年もビザの更新がうまく行きますように☆
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